安易にyum updateして残念な目にあった話(カーネルパニック!)
- 2016.08.20
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- linux, update, yum, カーネルパニック
先日朝早く目が覚めて、特に何の気なしにこのサイトで使用しているサーバ(CentOS)に「yum update」して「reboot」したら、「Kernel panic !!!」と言われて起動ができなくなってしまいました。
サーバが落ちてしまっているので、もちろんサイトも表示できません。
おおなんということでしょう困った困ったモードになりつつ、なんだかんだ調べて辿り着いたこちらのページのお世話になりました。
どうもありがとうございます!
CentOS 6.3 – Kernel Panic
「yum update」によりカーネルのバージョンが上がって、サーバ起動時にカーネルを正常に読み込みきれなくなった模様です。(これぞカーネルパニック)
サーバ起動直後に適当なボタンを押して、ブートローダ「GRUB」の「起動に使用するカーネルのバージョン選択画面」を表示し、先ほどアップデートした最新バージョンではなく、ひとつ古いバージョンのものを選択すると起動できました。
それから、「起動に使用するカーネルのバージョン」のデフォルト値を、最新のものではなくてひとつ古いものを使用するよう変更(「/etc/grub.conf」の「default=0」を「default=1」に変更)して再起動しました。
どうにか無事再起動できて一安心です。
今回は無事サーバ再起動させることができましたが、「yum update」の際は「本当にupdateしたいところを狙ってupdateする」よう気を付けようと思います。
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