macのトラブル(TimeMachineが遅すぎる)

macのトラブル(TimeMachineが遅すぎる)

macがいろいろトラブって大変だった備忘録その二です。
(OS X Mavericksです。)

macでiTunesが起動しないトラブルに見舞われたのですが、そのときTimeMachineでシステム復元をしました。それ以後、TimeMachineでのバックアップ取得が激しく遅くなる現象が発生するようになってしまいました。

とんでもなく遅い

開始から12時間で700MB。データは350GBありましたので、1年かけて終わるか終わらないかのラインです。そんなに待てません。何回かやり直しましたが、相変わらずの鈍足具合で付き合ってられません。

バックアップ対象の見直し

バックアップの設定として、バックアップ対象から除外するフォルダの設定ができます。TimeMachineのデータを保存しているフォルダをバックアップ対象にすると、バックアップが進むたびにバックアップが二重で取られてやたら時間がかかるようになるとのことです。早速バックアップ対象から外します。

20141015timemachine01

すると確かに速くはなったのですが、それでも2倍程度なのでバックアップに半年かかるようです。これは主原因ではなさそう。

バックアップ失敗ファイル削除

バックアップに失敗した場合、一時ファイルを削除するとよいという情報を得て、試してみました(/Library/Preferences/*.plistを削除する、という方法)。しかしこの方法はどうも、DTM系のオンライン認証するタイプのライセンスをも消してしまうようです。試しにやってみたところ、バックアップ速度が速くならない上にKONTAKTやらBFDやらなんやらのライセンス認証を全部やり直す羽目になって悲惨でした(特にKONTAKTは関連ソフト類全て再インストールの羽目になりました。)。オンライン認証のソフトをご利用のかたはご注意ください。(どうも、/Library/Preferences/com.apple.TimeMachine.plistだけ消せばよかったみたいです。)

セキュリティソフトの設定

その後ようやく主原因に辿り着いたのですが、セキュリティソフトのせいでした。バックアップを取るフォルダをセキュリティスキャンの対象から外すと、3時間くらいでバックアップがあっさり終わりました。

20141015timemachine02

まとめ

iTunes起動できない問題のときといい、macのセキュリティソフトは鬼門だと思います。