iOS向け作曲アプリMedlyのおすすめ


ここ数年パソコンの前にガッツリ座る時間があまり取れず、なかなか曲が作れなかったんですが、Medlyを使い始めてからかなり曲作る時間を増やせるようになりました。
アプリとしては、ピアノロールタイプのmidiシーケンサーにオーディオ機能がついたものとなります。
いいなと思っている機能
音符の編集が簡単
作曲アプリによくあるのは、ペンモードとか消しゴムモード、音符長さ変更モード、移動モードとかを適宜切り替えて該当音符を操作する方式です。
パソコンのDAWがベースになっているからだと思うのですが、パソコンだとモード切り替えがキーボードでできたりしてあまり手間ではないこの操作、スマートフォンだとあっち行ったりこっち行ったりが発生しやすく、地味に操作しづらかったりします。
このMedlyは、タップで音符追加、再タップで削除、音符の終端をドラッグで音符長さ変更、音符のドラッグで移動、と、スマホの基本的な操作でガツガツ編集できます。
タッチパネルのデバイスに特化した入力方式、ありがたいです。
オートメーションも書けちゃいます。
音符のコピペが簡単
範囲指定して複数音符を選択&コピーができます。
二本指で長押しすると全選択&コピーができます。
一本指で長押しするとペースト(貼り付け)ができます。
コピペしまくれます。
セクション&トラックのコピペも簡単
セクション単位やトラック単位でもコピペできます。
リンク貼り付け機能を使うと、コピー元の編集とコピー先の編集を連動させることもできます。
同じセクションが複数あるときは便利です。
キーとスケールが選べる
キーとスケールを選んで、ピアノロールに表示される音の絞り込みが行えます。
全音階表示モードが簡単に切り替えられるので、普段はスケール絞り込みでラクラク入力、たまに出てくる半音上げや半音下げ入力時は全音階表示でじっくり入力できます。
三拍子&三連符に対応
基本は16分音符のグリッドなのですが、12、16、24、32の4種類に適宜変更ができます。
そのため、三拍子の曲や三連符を書くことができるようになっています。
ミキサー&エフェクト機能
ボリュームやパン、リバーブといったミキサー&エフェクト機能がついています。
オーディオ機能
アプリに付属のオーディオファイル、または、手持ちのオーディオファイルを読み込んで、ペタペタ貼れます。
なお、手持ちのオーディオファイルを貼る機能は買い切りのマスターパックの機能なので有料です。
オーディオ録音の機能もあります。
エクスポート機能
2MIXしたものを、soundcloud、オーディオ(wavとm4a)、動画ファイルにエクスポートできます。
メールでも送れますし、フォルダに保存もできて便利です。
midiファイルのエクスポートにも対応しており、空き時間にざっと下書きした曲を後でじっくりパソコンで編集…も可能です。
medlyプロジェクトファイルもエクスポートできるので、iOS端末を複数持っている場合は端末間で受け渡しできます。
あったらいいなと思った機能
UNDO機能
UNDOないみたいなんですよね。
あー間違えた、というときに、元に戻せると嬉しいなと思います。
オクターブシフト
オクターブシフトもないみたいなんですよね。
オクターブシフトしたいなー。
マルチトラックエクスポート
MIX作業を別のところでやりたいとき向けに、2MIXではなくて、トラック毎に書き出せたらありがたいなーと思います。
1トラックずつ書き出せばいいんですけど、若干手間だなあ…。
サンプラー機能
買い切り型のバンドパック、年会費型の追加音色パックがあり、音色の数はなかなか豊富なんですが、今のところ民族楽器系音色はほとんどないんです。
サンプラー機能、もしくは、民族楽器系音色パックの追加を期待です。
そんなこんなで、これからも使い倒したいと思います!!
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