Android実機&仮想環境で自作アプリを動かそう
Androidで音楽アプリ開発シリーズとして、mac版eclipseで作成した自作のアプリをAndroid実機で動かすところまでをやってみました。
まずは新規インストールしたeclipseを起動して、プロジェクトを作成します。

後はとりあえず適当に「はい」的なものを選んでいくと、プロジェクトができます。
仮想環境の設定
実機で動かす前に、まずは仮想環境の設定を行いましょう。
仮想環境は、実機がなくてもPC上で作成したアプリを動かせるようにするための環境となります。
ただし、動作はかなり重いです。
下記「Android Virtual Device Manager」をポチッとします。

次画面で「New」ボタンを押すと下記の画面が表示されるので、そこで仮想環境の設定を行います。
Androidの代表的な機種がいくつか選択できるようになっているので、今回はNexus7にしてみました。

仮想環境の設定が終わると、作成した環境が下記画面に表示され、使用できるようになります。

仮想環境の設定は以上でおしまいです。
アプリケーションの実行
それでは、アプリケーションを動かしていきましょう。
まずは、実行の設定を行います。
下記図の緑のボタンの横にある黒い三角をポチッとし、[Run Configurations]を選択します。

[Targetタブ]に、どの環境で実行するかが設定できる画面が出てきますので、USB接続している実機や、先ほど作成した仮想環境を選択します。
いざアプリケーションを実行するには、前述の緑のボタンをポチッとするか、Package Exploredタブ上に表示されているプロジェクトを右クリック -> Run As -> Android Application で、実行できます。

すると、先ほど設定した環境上で、アプリケーションが動かせるようになります。
Android実機上、または、仮想環境上に、作成したアプリケーションのアイコンが表示されているので、それを選択するとアプリケーションが実行されます。

以上、だいぶはしょってますが、実機&仮想環境で実行するまでの手順でした。
書いてみて思いましたが、ここまでの内容ってアプリ開発に共通した内容であって、あんまり音楽アプリには直結しませんでしたね。
以前、音楽アプリというかVSTを作成しようとしたことがあったのですが、設定したPCがその直後にぶっ飛んだので諦めたことをふと思い出しました。
今回は無事にできあがるといいなあと思います。
次回は音楽アプリ作成のため、安定度は高いものの動作が遅めのJavaではなく、高速化を目指してC/C++でAndroidアプリのソースコードを作成する手順を追ってみる予定です。
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