Android NDK開発環境構築 for mac

Android NDK開発環境構築 for mac

新年早々Androidで音楽アプリ開発の開発環境を整えよう!ということで、Androidの開発環境をmacにセットアップしてみました。
音楽アプリということで、処理速度的に速いC/C++での開発を目指していこうと思います♪

実際にアプリが出来上がるのはいつになるやらです。

SDKのセットアップ

まずは、開発環境であるeclipse + Android開発ツールをダウンロードします。
Android SDK

SDK download
SDK download

ダウンロードしてきた「adt-bundle-mac-x86_64-○○○○.zip」を解凍して、任意の場所に設置します。
解凍したフォルダ内にある「Eclipse」を実行すると、Javaが入っていなければJavaをインストールするか聞いてくるので、自動インストールしてもらうと簡単です。

NDKのセットアップ

まずはNDKをダウンロードします。
Android NDK

NDK download
NDK download

ダウンロードしてきた「android-ndk-r○○-darwin-x86_64.tar.bz2」(○○部分はNDKのバージョンなので、任意の数字+アルファベットが入ります)を解凍します。
解凍したフォルダは任意の場所(今回はホームディレクトリ)に置きます。

次に、NDKが使用できるよう、パスを通す作業をします。

ターミナルを起動して、ホームディレクトリに移動し、ディレクトリ内のファイルを確認します。
※「ls」のオプションに「-a」を付けると、「.」で始まるファイルも表示されます。

[bash]
$ cd $HOME
$ ls -a
[/bash]

「.bash_profile」があることを確認します。
なければ下記コマンドで作成します。

[bash]
$ touch .bash_profile
[/bash]

「.bash_profile」に下記の一行を追加します。
※「任意の場所」部分は、ホームディレクトリに設置した場合「$HOME」になります。

[text]
export PATH=「任意の場所」/android-ndk-r○○:$PATH
[/text]

「.bash_profile」の変更した内容を、ターミナル -> sourceコマンドを使用して反映します。
※システム再起動でも反映できます。

[bash]
$ source .bash_profile
[/bash]

下記のコマンドを実行して、NDKの設置がうまくいったかどうかを確認します。

[bash]
$ ndk-build
[/bash]

「Android NDK: Could not find application project directory ! 」…と、「Android NDK: 」で始まる結果が得られたらOKです。

次回は実際に何か作っていこうと思います。

※こちらの本を参考に作っていく予定です。